米国はトランプ大統領の政策によって企業や消費者のマインドが悪化し、資本市場としての相対的な強みが薄れつつあるため、投資家は海外のさまざまな資産に資金を振り向ける妥当性が強まりつつある――。債券運用大手パシフィック・インベストメント・マネジメント・カンパニー(PIMCO)は1日、こうした見方を示した。
<為替> 円が対ドルで上昇した。経済指標で米国の製造業と労働市場の弱体化が示されたほか、トランプ米大統領の関税措置に対する警戒感が高まる中、ドルよりも安全な資産と見なされる円に買いが入っている。 トランプ大統領は2日、米国より高い関税率を課す国・地域に同水準の関税を課す「相互関税」を発表する予定。トランプ氏が掲げる関税措置で米国の経済も被害を受けるとの見方から安全資産と見なされる円が買われ、円は対 ...
米誌フォーブスが1日発表した2025年版の世界長者番付で、米実業家イーロン・マスク氏の保有資産が3420億ドルとなり、首位に返り咲いた。マスク氏率いる宇宙企業スペースXや人工知能(AI)企業xAIの業績が好調で、資産は昨年から1470億ドル拡大した。
前場の東京株式市場で日経平均は前営業日比1428円81銭安の3万5691円52銭と大幅続落した。景気不安などから前週末の米国株式市場が大幅安となったほか、トランプ関税も引き続き嫌気され、ほぼ売り一色の展開。一時1545円72銭安の3万5574円61銭 ...
米国株式市場は大幅下落して取引を終えた。トランプ大統領が来週予定する相互関税の発動を控える中、朝方発表された米指標から成長鈍化とインフレ高進への懸念が高まった。大手テック企業が売られた。